大晦日にツーリングで訪れたばかりの城峰神社ですが、うちの奥さんがまだ初詣をしていないし狛猫に会い…
【NAVi110】都留・身延 さくらを見ながら汗だくツーリング【グダグダ】
久しくっ!
久しくツーリングをしていませんよっ!!
そして。
今年はまだ、さくらを拝んでいませんよっ!!
というわけで、桜の満開ピークは過ぎちゃいましたが、山間にはまだきれいに残っているんじゃないのと、久々に我がホームグラウンド身延方面に走りに行くことにしましたよ。
それに本栖みち(国道300号)の通行止めも解除されましたしね!!
本来ならFZ6で行きたいところですが、先日からナビちゃまをあれこれ整備しましたので、試走・テストを兼ねてナビツーとしゃれ込みますよ。
今回は高速道路が使えません(ナビは原付二種)ので、当然下道オンリーとなりますな。
山梨方面へのツーリングには道志みちを使うのがポピュラーですが、なんかあのバイク乗りの聖地的なノリが個人的に苦手なので、裏道志と呼ばれる道を経由して行くことにしましたよ。
...まぁ本音は、ナビだとスピードが出ないので道志みちにみたいに皆がぶっ飛ばすような道は辛いんですよね。
日月神社
まずはじめに、一発目の休憩を兼ねて、道沿いにある日月神社にお参りしますよ。
「日月神社」って名前がすごくキレイな気がしてなんとなーく寄ってみたのですが、とても清楚な雰囲気のある優しい神社でした。
周辺に咲く花もきれいで、昔の世界名作劇場を思い出しました(古)。
日月神社境内。大小2つの社と立派な木、いくつかの石仏・石柱がありました。
朝日馬場館跡
日月神社からほど近いところにある、畑に囲まれた昔のすごい豪邸!!
ぐらいの知識で「せっかくだから」と訪れたのですが…まぁ、大体合ってました。
中世の領主が住んでた、ぐらいしか分かってないようです。
すんごい大きな日本家屋がズバーッとあるのですが、まるでお城みたく周りをきれいな水が流れるお堀のような水路に囲まれているのが印象的でした。
まーきれいな水で、ゴミがあるな?と思ってよく見ても、瀬戸物の破片と野菜の芯しかありませんでしたよ。
敷地内の植木はきれいに手入れされているようでした。建物はちょっと傷んできている感じ。
ちなみに朝日馬場館跡を訪れた時点でむちゃくちゃ暑く、軽い冬装備で来たことをかなり後悔していました。
気温が上がるとは聞いていましたが、この辺りがここまで暑くなるとは…
駒橋発電所 落合水路橋
今日イチ。
これを見るために、ナビで来た。
と言ってもいい程、今回なんとしても訪れたかったところですね。
煉瓦造のアーチ橋で、1907年(明治40年)竣工!
1907年といえば日露戦争終結後すぐの頃ですね…。
駒橋発電所に水を送るために造られたそうですが、有形文化財に登録されています。
何よりすごいのが、現在このアーチの一つに舗装道路が通されていて、文化財でありながらすぐそばに寄って触り放題の観察し放題な大盤振る舞いなところですね!
アーチの天井部。出ているボルト類はいつ頃のものなのでしょうか。
山神社①
落合水路橋を満喫した後は、一気に身延に向かいます。
と、その前にいつもの場所で富士山をパシャリ。
よし。
さて。
実は以前からずっと走りたいと思っていた山道がありまして、妄想ばかり温めていたのですが、今回走ることにしたわけです。
ホントはFZ6で走りたかったんですが、まぁいいや事前の道路チェックじゃ、とテキトーに納得してナビで走ることにしました。
まぁ、走ってみたらなんのことはない、普通の山道でした。
しまいには対向車と2回もすれ違い(1台は3ナンバー)、動画の撮影も失敗でショボチンしました。
アハ。
しかし!
この道沿いには魅力ありそげな神社が複数あるようでしたので、がっかりしている場合じゃありません。
山道をしばらく走っていると、早速「山神社」と「四国堂」の入口を示す看板がありました。
おしゃれな指差しの絵入りです。
ちょうど前に車1台止められそうなスペースがありましたので、ナビを停めて降車。
看板のそばから伸びる歩道をチェックします。
ちゃんとコンクリで舗装してあってとても歩きやすそうです。
らっきー。
早速身支度して登っていきました。
登っていきましたが。
参道といいますか神社へ続く道といいますか。
全然見つかりませんでした…
四国堂と石仏はすぐ見つかったのですが、結構歩き回ったものの見つけられず。
断念。
しかもスマもカメラも持っていくのを忘れてて。
残念。
山神社②
よし、気持ちを切り替えてもういっちょ山神社行きます。
もうあまりにも暑いので、冬ジャケットを脱いでナビの車体にくくりつけて走りますよ。
まぁちょっとの距離ですし。
程なくGoogle先生が指し示す神社の前に到着ー。
これ登るの?
いやこれはいくらなんでも…
一応2・3段挑戦してみましたが、積もった落ち葉に滑って落とされ振り出しに戻る。
ハイ無理ー。
別のアプローチを探します。
あっという間に見つかりました。
近くの集落から普通に行けました。
…こりゃあの階段、放置されてるな?
はて。
お参りしようとお社を探し回るも、全く見つかりません。
右にある社務所(?)から後ろに回り、裏山を登ってみましたがお墓らしきものしかない。
ん〜。
一旦降りてきて、もう一度境内を調査。
言われか何かを書いてある看板がありましたが、遠くて見えない…。
…。
よし、無理。
諦めましょう。
諦める勇気!!
ところで集落と境内の境界あたりに、いくつか石仏・石柱がありました。
何か色々と文字が掘ってあるのですが、かなり古いものらしく表面が風化して一部を除いて全く読めませんでした。
…。
よし、無理。
諦めましょう。
こんぴらさん
山神社②の近くから急で狭い山道を登ると、「こんぴらさん」と呼ばれるお堂があるようです。
金比羅神社なのかもしれません。
Google先生の地図をもってしても途中までの道しか載っておらず、果たして行けるのかどうか不安ではありますが、こちとらナビで来ています。
駄目でもどうとでもならーな、と半ばヤケっぱちの心境で突貫することにしました。
まぁ想像を絶する急勾配でしたが結構畑がありましたので、おそらく軽トラはその坂を登るんでしょう。
問題なし!
気がつくと落ち葉と泥でフカフカの林道のようなところを走っていました。
まぁ新しい溝の深いタイヤを履いてるんだし大丈夫でしょー、とか言って進みましたが、粘土質のドロでグチョグチョの路面はまぁ滑る滑る…
最後のヘアピンカーブを折り返し、いくつかの木の根を乗り越えたところから急坂が続いていました。
ぶっちゃけ盛り上がっちゃっている気持ちを抑えることが出来ないくらいには駄目な人間です。
おりゃーとか言いながら一気に登りきりましたよ。
おりゃー。
いやまぁ、普通にありました。
お堂が。
お堂のこんな側までバイクで来ちゃって良かったのか?とか、若干後ろめたい気もしましたが、何はともあれ参拝して散策です。
散策しました。
特に周りには何もありませんでしたので、降りることにしました。
当然ブレーキかけても滑る滑る…
ABS?
なんですか、それ。
またしちゃ微妙にガッカリな結果に終わりましたが、しょぼくれながら坂を下っていると、そんなことは忘れてしまえそうな風景が出迎えてくれましたよ。
よし、勝利!
山神社③
さぁそろそろ、気力体力ともに限界が近づいてまいりました。
おじさん的な体力の上、最近の運動不足が抜群にたたっております。
ひぃこら。
というわけで三度目の正直。
最後にもう一発山神社いきます。
…スリーバント失敗とかならなきゃいいけど。
良い感じの集落の中に合ったのでかなり期待していったのですが、思いの外しっかりと手入れが行き届いている感じでした。
詫びれや寂れはあまり感じられず、目新しい消火設備が整えられているなど、むしろ必要なものとして大切にされている感じです。
この神社には、人に必要とされている神様がいるんだなぁ…
と、我ながら上手いことまとめた自分の考えに満足したので帰ることにしました。
今日の廃屋
今回は良い感じの廃屋にもいくつか出会えました。
別に廃墟マニアではないのですが、古い日本家屋っていいですよね…
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