【NAVi110】お隣の区でお地蔵さんとか巡ってナビ散歩

祝日!

よっしゃ、今日は三浦市の戦争遺構を巡ってプチツーリングじゃ!

…の予定だったのですが、どうにも嫌なニュースばかりが聞こえてきて、気分が萎えてしまいました。
萎えると言うか削がれると言うか、なんと言うかなんかアレな感じですよ。
フゥ…
プチツーはまた今度ですな。

というわけで、今回はお隣の区にある文化財やらお地蔵さんやらを巡って、ナビ散歩することにしましたよ。


まず一発目は、初代多摩川水道橋の遺構を訪ねてみます。
場所は多摩沿線道路沿いにある公園なので一見行きやすいのですが、なんと車止めがしてあって道路からは車は入れません…
OMG…

が。
ナビちゃまなら楽勝。
降りて押せば良いのです!!

で。
公園に入ると、なんか知らないおじさんがベンチで寝てらっしゃいましたが、まぁそれはそっとしておくとして。
すぐにリベットバリバリの建造物が目に入ってきましたよ。

旧多摩川水道橋のトラス部と解説の看板。旧多摩川水道橋のトラス部と解説の看板。

旧多摩川水道橋のトラス部。リベットはロマン!旧多摩川水道橋のトラス部。リベットはロマン!

初代の多摩川水道橋は、昭和28年12月に竣工した、道路と水道が両方通る橋だったそうです。
平成7年5月に廃止。
今は遥かに立派というか大きな橋が架かってますね。

公園内には、同じく初代多摩川水道橋で使われていた街灯もあります。

初代多摩川水道橋の街灯。同じ公園内にあります。初代多摩川水道橋の街灯。同じ公園内にあります。

昭和28年3月竣工。昭和28年3月竣工。

この街灯はまだ現役で使われている模様!この街灯はまだ現役で使われている模様!

昭和28竣工とあるこの街灯。
点検済みのシールが貼ってあり、照明部分もLEDっぽいものに交換してあったりと、どうやらまだ現役で使用されている模様。
これは素晴らしい!
感謝。


でもってお次は、同じ区内にある石碑や石像等が固まってある地域に向かいました。
一つ見てはナビを押して歩き、また次のものを見て…という作戦。

まず最初は地蔵堂です。

1つ目は地蔵堂。1つ目は地蔵堂。

優しそうなお顔は修復時に新造されたんでしょうか。優しそうなお顔は修復時に新造されたんでしょうか。

今回はお参りという感じではないので、ヘルメットをかぶったまま軽く手を合わせて写真を撮らせてもらいました。
フルフェイスヘルメットで行ったのは、ちょっと失敗だったかな。


そこからナビを押して歩いて85メートル。
地蔵菩薩像に到着です。
本当に近い。
鏡餅パックのようなものがお供えしてありました。

2つ目は地蔵菩薩像。2つ目は地蔵菩薩像。

優しそうにうっすら笑ってらっしゃるように見えます。優しそうにうっすら笑ってらっしゃるように見えます。

下部の石柱部分にはびっしり文字が刻んでありましたが、読むことは出来ませんでした。下部の石柱部分にはびっしり文字が刻んでありましたが、読むことは出来ませんでした。


次は、これまた地蔵菩薩像からナビを押しながら歩きまして、わずか120メートル。
近し。
青面金剛庚申供養塔です。
お堂の中に二体の青面金剛像、外には石碑が建てられていました。

青面金剛庚申供養塔。あ、グローブ落っこちちゃってる。青面金剛庚申供養塔。あ、グローブ落っこちちゃってる。

お堂の中には青面金剛像が二体ありました。お堂の中には青面金剛像が二体ありました。

お堂の直ぐ側にある石碑。残念ながら読めず。お堂の直ぐ側にある石碑。残念ながら読めず。


青面金剛庚申供養塔からまたしちゃナビを押しながら歩いて移動します。
150メートルほど行くと庚申塔がありました。
お堂の中の青面金剛像はかなり風化が進んで崩れちゃってました。

青面金剛庚申塔。青面金剛庚申塔。

崩れつつある青面金剛像。崩れつつある青面金剛像。


既にそこそこ疲れちゃってますが、まだまだ押すぜ。
というわけで、次は今回最も見たかったものの一つ、道標です。
庚申塔からナビを押しつつ歩くこと230メートル。
すれ違う人が気の毒そうな表情でこちらを見ていても気にしません。
最後は少々上り坂でしたが、軽量なナビなら問題なし!

うそ。
問題はありましたが、なんとか押しきりました。

道標。南側から。道標。南側から。

→土淵ヲ経テ高石柿生村方面
御大典記念 昭和三年十一月 中野島??(読めない…)

とありますね。
昭和天皇即位御大典の記念に建てられたようです。

道標。北側から。道標。北側から。

←登戸ヲ経テ榎戸高津方面
正面 當字ヲ経テ調布町方面

ですかね?
分からん、誰かおせーて!


さて次は、道標からわずか60メートル。
当然押して歩きます。
対向車線側に速攻で見えてきました、供養塔です。
何を供養してあるのか、とか、詳細は分かりません…

青面金剛庚申供養塔。歩道沿いにあります。青面金剛庚申供養塔。歩道沿いにあります。

何か字が掘ってありますが、ちょっと読めないな…何か字が掘ってありますが、ちょっと読めないな…


いよいよお終いが見えてきたぞ!
とかなんとか言って自分を励まします。
金剛庚申供養塔から230メートル。
最後の力を振り絞って、やけくそ気味にナビを押して歩きます!
うりゃ。

…いやまぁ、そんな大層な距離でもなんでも無いんですが、何しろ強烈な運動不足なもんでして。
えぇ。
ドラッグストアのすぐ隣りにあったので、ついでにお店でドリンクを購入してファイトいっぱつ。

生田土渕庚申塔。生田土渕庚申塔。

石像のお顔が削れちゃってます。廃仏毀釈の影響でしょうか。石像のお顔が削れちゃってます。廃仏毀釈の影響でしょうか。

文化十三年の文字が見えます。1816年。文化十三年の文字が見えます。1816年。

色々文字が彫られているように見えますが、読めません…色々文字が彫られているように見えますが、読めません…


さてさて。
次でいよいよ最後ですが、今度はちょっと距離があるのでナビに乗って走っちゃいます。
約1.2キロ。
気がつくと寒いのに全身汗グショ。
運動不足がみなぎるぜ。

生田宿地蔵菩薩像。生田宿地蔵菩薩像。

程なく生田宿地蔵菩薩像に到着ー。
今日イチゴージャスなお堂です。

…おや?よく見ると。

お賽銭入れがあります。お賽銭入れがあります。

なんとお賽銭入れがあります!
もちろんお賽銭をチャリリン、拝んだ感が全然違います。

お堂の中には馬頭観音も祀られていました。お堂の中には馬頭観音も祀られていました。

何の石像でしょう。かなり風化して崩れちゃってます。何の石像でしょう。かなり風化して崩れちゃってます。

刻まれた文字も崩れが進んでよく分かりません。刻まれた文字も崩れが進んでよく分かりません。


ヨシ!
これにてナビ散歩終了でございます。

しかし、ナビちゃまの調子と言いますか走り心地と言いますか…
なんだか随分といい感じでした。

ハテ?

実はアクセサリー電源をリレー経由のバッテリー直に変えたりしたのですが、それによって電装系の性能が…変わる訳もなく。
ダイエットによって積載重量が軽く…無っていないのは自分が一番知っている。

何なんでしょうね?
こないだ入れ替えたエンジンオイルがあってたのかな?