山梨県 甲州市・甲府市 ごった煮ツーリング(後編)
2020年3月24日
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玉諸神社拝殿跡
周辺の雰囲気は間違いなく神社の穏やかな雰囲気のそれなのに、拝殿・社殿等がありません。
何故鳥居などはきれいに残っているのに拝殿が無くなってしまっているのか等、さっぱりわかりませんが、古墳や遺跡が多く見つかっている地にあるため、いろいろと謂れや伝承があるそうです。
鳥居のそばに参道を示す石柱が見えます。
紀元二千六百年記念に植林をしたようです。
昭和十二年の文字が見えますので、その頃には拝殿があったんでしょうか。
道路を挟んで向かい側にあるポンポコ塚と呼ばれる古墳です。
かつてあった拝殿はこの古墳と関連があったと言われています。
増富中学校跡
昭和31年竣工の木造校舎が今でも綺麗に残っているということで、鼻息荒く訪れてきました。
学校としては平成16年に須玉中学校に統合され廃校となったそうです。
昭和31年竣工の木造校舎!
小学3年生まで、同じような木造校舎で学びました。
こんなおしゃれな色じゃありませんでしたが。
校舎裏には用具室でしょうか、平屋の建物が残されていました。
本校者の裏側。本当に綺麗です。
広いグラウンドには遊具もそのまま残されています。
グラウンドで一人ゲートボールの練習をされているお父さんと、色々とお話をさせていただきました。
図書室でしょうか。多くの本が残されています。
近代的な体育館もきれいに残っていました。
増富中生徒会の文字
須玉町立東北小学校跡
別の学校法人が買取り使われていたはずですが、使用されている雰囲気はありませんでした。
昭和63年廃校。
正門の学校名プレートが乱暴に剥がされています。
校舎入り口には草が生え、利用されていないように見えます。
増富小学校和田分校跡
今回のメインディッシュ、1963(昭和38)年閉校の増富小学校和田分校跡です。
廊下の床などは朽ちつつありますが、木造校舎はなんとか残ってくれていました。
ちなみにこの後、チョット疲れたので体操していたら、とても優しそうなお母さんに、「どうかしたですか?」と心配そうに声をかけていただきました。
公民館の後ろに崩壊が進みつつある木造校舎が見えました。
周辺は枯れた草木が腐って土地に戻っていく、独特の匂いが立ち込めていました。
水飲み場跡。懐かしさを感じます。おじさんだから。
朽ちつつある廊下。
校舎には教室が一つ。荒れるに任せているようです。
黒板がしっかり残っていました。
その他あれこれ
懐かしいポストを見つけたので、思わずバイクを停めてパシャリ。
こちらの建物から出てこられたお父さんに、露骨に訝しげな目で見られました。
バイクで走行中、とても味のある廃屋を見つけました。
普通の土蔵かと思ったのですが、チョット違うようです。
お蚕様でもお世話してたんでしょうか。
今回はこういった建物を沢山見ることができました。興奮。
これまたそそられる廃屋を発見。
味わい深い看板がついていました。にわづるわた。
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