【NAVi】ウェイトローラーをドクタープーリーに交換!

2024年6月24日

先日、NAViで行った身延ツーリング。
久々のホームグラウンドで楽しかったー。

のですが。
道志みちや本栖みちの上り坂がエラいきつかった…
開けても開けても速度がのらず、むしろグングン下がって行くばかりで、山坂道を走るのが大好きなのに、これはしんどい。

モチロンこれはエンジンの性能やら何やらも関係あるでしょうが、それよりも山坂道の特性や私の乗り方の癖が、NAViの変速タイミングと合っていないのが大きな原因のような気がします。
なんと言いますか、ちょうど変速が入る速度や回転数を一番使ってしまう感じですかね。
知らんけど。

ツーリングでは山道・坂道を走るのが大好きなんですよ。ツーリングでは山道・坂道を走るのが大好きなんですよ。

という訳で、NAViのウェイトローラーの変更なんぞをしてみようじゃないかと!
うひょー!

とは言っても、走りを突き詰めて設定に沼る程やる気があるわけでも無く、それで全て改善できる程に乗る技術も元々ありません。
こりゃ神経質になるだけ無駄ですな。

とりあえず目指すところは、

  1. 登り道をもう少し乗りやすく
  2. 平地や町中で走りにくくなるのは勘弁
  3. 最高速や加速感を極端に悪くしたくない

というフワッとした感じのまま行きますよ。

1の為に変速タイミングをもう少し高回転まで引っ張り上げる感じにしたいので、重さは軽くしようと思いますが、2.3があるので極端には出来ません。
という訳で、重さは純正設定が17gのところを15.5gのものに、そしてロマン分を補填するために噂のアイツを導入!!


最高速と加速力を両立するとかなんとかいう夢のウエイトローラー、ドクタープーリー
個人的には、若干オカルト成分が香るところがお気に入り!

役者は揃った!
早速交換していきますよ。

まずはクランクケースカバーを外して、駆動部を拝見。

クランクケースカバー。まずはこれを外します。クランクケースカバー。まずはこれを外します。

ボルトが結構ありますが、こちとら電動インパクトドライバーがあるのです!
おりゃー!

…どうやっても1本だけボルトが外れません。
異常なほど固く締められているくせに、異常なほど柔らかい!
なんじゃそら。
スパナでもメガネレンチでも舐めるばっかりで全然回らない。
バイスプライヤーまで持ち出しましたが、挟んだ側からボルトの頭が崩れていきます。

ブチ。
もう知るか、ドリルで削ってぶち切ってやる。

ドリルで簡単に削れてしまった柔らかボルト。ドリルで簡単に削れてしまった柔らかボルト。

アルミを削っているのかと思うほどの柔らかさ。
このフニャフニャ柔らかボルトを、どうやってあのトルクでしめたんだろうか…
インドでしか使われていない技術があるのかも。

ドリルで頭を飛ばしたらあっさり外れてしまったボルトは放っておいて、とっととプーリーを外して行きますよ。
ユニバーサルホルダーで固定し…アレ?

ユニバーサルホルダーは使えませんでした。ユニバーサルホルダーは使えませんでした。

昔乗っていたフォルツァはこれで行けたんだけどな。
これじゃダメみたい。

仕方ないので爪タイプのプーリーホルダーに変えて作業継続です。

このタイプのプーリーは固定しづらいな。このタイプのプーリーは固定しづらいな。

おや?プーリーを固定しているナットのサイズは22mmみたい。
この22mmが無い。
22mmだけ無い!
仕方がないのでトラスコの22mmソケットを調達…


いやもう、今度こそいけるでしょ。
おるぁ!

プーリーが外れました。ウェイトローラーは17gが6つ。プーリーが外れました。ウェイトローラーは17gが6つ。

問題なくプーリー一式が外れましたので、ウェイトローラーを確認します。
純正の17gが6つ、特に摩耗なども無いようですので、簡単に掃除して新しいウェイトローラーと交換してしまいますよ。

ドクタープーリーのウェイトローラーに交換。ドクタープーリーのウェイトローラーに交換。

多分この向きで良いはず…
インターネットで言ってたから絶対間違いないもん!

さ、後はプーリー等々を元のとおりに組み付けていけばOKです。
トルクレンチを使ってバッチリ指定トルクで締め付け、と。

後は元通りにプーリーを組み付けていきます。後は元通りにプーリーを組み付けていきます。

よしよし。
大きな問題は、まぁいろいろ発生しましたが、なんとか克服できたので問題ナシということで。
早速テスト走行に…行きたいところでしたが、おぢさんの体力が尽きてしまったので、ここで数時間の休憩と昼寝をはさみます。


さて、NAViに乗れるくらいには体力も回復したので、ちょっと走りに行ってきました。
またすぐ疲れるけどね。

テスト走行は246号を1時間ほど走りました。
実は246も上り下り多いんですよね。
しかもそこそこ急で長いという、テスト走行にはうってつけのコース。

で乗った感じですが、

加速
 全体的にダルさが減った。
 カーブの立ち上がりが楽になった。

最高速
 殆ど変わらないけど、もしかしたら若干下がったかも。
 どっちにしても気づけない程度。

という感じ。
なんちゅーか、リアクションに困っちゃう程のこんなもんかな感。
元々いっつも全開走行してたわけでもないので、目ン玉飛び出るような違いは感じられませんわね。
まぁ、軽くなって感じで乗りやすくなった印象です。

で、肝心の坂道ではどうかと言うと、

上り坂
 むちゃくちゃ走りやすくなった!
 速度の下がり具合が明らかに減った!
 坂道発進もやりやすくなった!

という感じで、上り坂の辛さはかなり解消しました!
もう、レベルアップした時の曲が聞こえてきそう。
これは今までがイッパイイッパイだったので、かなりの差が感じられましたですよ。
大勝利!

これなら山道・坂道ガッツリのツーリングもだいぶ違うでしょう。
きっと。

ちなみに燃費なんかは今までも測ったことがないので、まぁ分かりませんなー。
ただ、スロットルの開度はそこまで変わってない気もするので、大きな差は無いんじゃないかと…
期待しております。
希望的観測。